【お知らせ&日記】noteにて無料という流れに抗うために - 旅の途中 12月号が発売! / ハッシュタグ運動の話まで


クリスマスも終わり、12月も終わる頃。

この時期は時間が過ぎるのがものすごく早くて、少し不安になる。時間に置いてかれないように、洋服の袖を掴むように一生懸命ついていく。


さて、『無料という流れに抗うために - 旅の途中 2020年12月号』を12月24日にnoteでアップした。なかなか今まで書いたことがないテーマだったので、言葉に表すのが難しかったものの、自分の言葉で書けて嬉しかった。


やはり、文章を書くのは楽しい。ピカーンと浮かんだまま言葉にできるものもあれば、時には数ヶ月以上かけて書いた難産なものもあったりするが、そういうのもまた面白いというか。私は文章を書く際に、ピカーンと浮かんだアイディアをメモ帳アプリなどで書いたりして、それをiPad miniなどでバババ〜っとキーボードで打ちまくる。今回みたいな文章は、気楽に書けるものの、基本的にnoteで書いているやつは袖をまくり、気合いを入れて書く。下書きにちょっと修正。さらに環境を変えて文章を読んでみて…。そこで、またもう一度書き直した記事も、結構ある。せっかく数ある記事を中からわざわざ私の記事を読んでくださる皆様に、ちゃんと向き合いたい。だから、ただこちら側が気持ちよく書いた文章ではない、読み手側が読んでいてサクサク読欲(食欲的な感じ)が進むような文章でなければならない。といっても、まだまだサクサク読めるところまでたどり着いていない気がするが、書き続けることでそうなれればいいな。そうなれるように、来年も引き続き書く技術を磨こう。



今年も残り僅か。2020年を振り返っている人たちをよく見かける。もうそんな時期か。振り返りか。Twitterのトレンド入りのキーワードを見て、この年末の時期でもハッシュタグ運動が盛んに行われている。コロナになってから、日替わりランチ並に日々出てくるハッシュタグ運動。Twitterだけが世界ではないのに、Twitter中心で行われるハッシュタグ運動は果たしていいのか。なぜ、人々は呟くだけ(もしくは署名サイトで署名するだけ)で終わるハッシュタグ運動を頻繁にするのか。なぜ、ハッシュタグ運動がここまで流行っているのか。


だが、少なくとも、それだけで政治に興味あるか or ないかを決められてしまう世の中が恐ろしく思うし、世の中はそんなに単純じゃない。賛成 or 反対だけで決められないもののが多い。けど、人々はそれを求めている。ハッシュタグ運動に積極的な人たちほど、そうなのだろう。それって、本当にいいのだろうか。私だって、ハッシュタグで話題になることについて、たしかに「これはちょっと…」と呆れることもある。愚痴りたくなる気持ちもすごくわかる。

しかし、ハッシュタグ運動は、あくまでも社会に異を唱える運動のはずだ。そのハッシュタグをつけて呟くだけで、本気で世界が変わると思っている人たちがいるのだろうか。いや、それはあまりにも単純すぎる気がしてならない。最近、ロシア革命の本を読んだからか、特にそう感じる。世界を変える(歴史上で起きた革命的なもの or 社会運動など)のには、必ず犠牲者が出てくるし、時間もすごくかかる。そして、世界を変えるなら、時には相手を騙すぐらいにずる賢くやっていかないといけないのだ。それでも、失敗して終わっちゃうくらい、世界を変えることはとても大変なことなのだ。

なのに、なぜこうなってしまったのだろう…。


ああ、また世の中の流れに逆らうようなことを無料の範囲内で書いてしまった。この内容を無料で書いて平気なのかわからない。だからこそ、私は10月から有料記事で、今の世の中では言いづらいことを書くことにした。これから有料記事をもっと増やしていきたい。

何故なら、私たちは無料ようで無料ではない世界に生きているのだから。

もし私の有料記事の内容が気になるようでしたら、noteで購入してくださると嬉しい。
(最新の購入ページはこちら、過去の有料記事一覧はこちらにて) 

あっという間に時は過ぎていく。限られた時間でしか私たちは生きられない。
だから、私はできることをしていきたい。今日も明日も来年も。未来も。